
あなたの魚ボディーを理解してティーチングを向上させる方法-第1回
イントロダクション
このワークショップは私が1970年から追求してきたダート教授のプロセジャーに基づいた理論と実践からなっている。私がダートプロセジャーについて書いている本「動きの進化」から一部抜粋である。
理論
最初の疑問は魚ボディーとはなに? この疑問の答えは一つではなくいろいろあるが、ここで役立つ実践的であろう簡単な答えを提案してみたい。
簡単な用語である魚ボディーとは体の中心、頭と胴体(骨盤を含む)であって腕、足/脚、首もない。これの実用的な価値を明確かつ実証するには進化の発展を若干みていく必要がある。地球形成の45億年前にさかのぼる。そして地球上の生物の発生の可能性は大気中の有効な酸素があったからで6億年から5億3千年前にさかのぼる。
i) 5億3千年前ごろamphioxus(何人かの科学者はこの小さな動物をpikaiaとよんでいる)と呼ばれる動物がそんざいしていた。
この小さな虫のようなものがくねくねと蛇に似た動きをして海底を泳いでいた。原始的な脊椎、原索動物のこの動きは5cmぐらいの長さの体で、体の過剰収縮を避けるための筋肉群をもっていて、両サイドに、かわりに水の中で前方部に動くために必要な
筋肉群を持っていた。前部の先にはえさを見つけるための触毛を持っていた。このような初期のステージでも脊索の左右対称の生き物や
本当の頭部ではないが、触毛がある口のある初期の前部先をもつ生き物がいた。浮き輪ほどではないが一方で栄養となる食べ物をとり、
その反対端で排泄するという生き物もいた。Amphioxusは感覚器官と言われるような眼は持っていなかった。
進化におけるこのステージは、人間の妊娠後2週目あたりの受精初期の胚芽の発育と似ている。すなわち胚芽脊索の一方にsomite細胞(原体節)の集合体が形成され、他の細胞の間に筋肉細胞を保有することになる。脊索は後に椎間板の核ととなる。
理論的には、この段階で胚芽は、実際にしようとしている訳ではないが、端から端にまるでナメクジウオがはうように動くことができる。
胚芽のsomite細胞集団はすぐにfront(前部)と後ろ半分に分裂する。(この段階で前と後ろといってもあまり意味はない)
だから胚芽は異なる段階で前方筋肉細胞か後方筋肉細胞になり、side-to-side actionだけでなく、螺旋的動き
(Dart: Skill and Poise STAT Book 1996 ページ66参照)をつくりだす。
ではside-to-sideの動きにもどってみる。
訳者解説
*amphioxus(*ナメクジウオ 脊索動物水中で生息 脊索、えら、消化管、神経索を有する脊椎動物に似ているが、対になった脊椎、肋骨、頭骨がない。)
*somite:脊椎動物の胚で中胚葉から生じる分節構造。初期胎児の対になった分節性の細胞集団 第3週目~4週目の初めに後脳部に始まって尾の方向へ発達してい42対が形成される
